【111年の革新と挑戦を体感する、特別な3日間】
1914年に創業して以来、過酷な自然環境の中で生き抜くための信頼性と機能性を追求してきたHaglöfs。その歩みを象徴する製品群を一堂に集めた「ホグロフス・アーカイブ展」では、初期のバックパックやウェア、開発資料やスケッチなど、貴重なヒストリカルコンテンツをHaglöfs原宿店にて展示します。
Haglöfs L.I.M ZT 2.0 POP-UP & アーカイブ展
日程:5/17(土)11:00~18:00 : 5/18(日)11:00~17:00
場所:Haglöfs原宿店
UPLND by Haglöfsでも、貴重な展示品をいくつかご紹介いたします。
■推定1940~50年代
ホグロフス ヴィンテージ バックパック ホグロフス創業初期に作られた、歴史を感じるヴィンテージバックパック。 シンプルな帆布とレザーストラップの構造が、北欧クラトマンシップの原点を物語る。当時の機能性と美学が息づく、アウトドアギアのルーツとも言える貴重な一品。
■1975年頃
・ 特徴外付けアルミフレーム
背面にアルミ製のしっかりしたフレームがあり、荷重を腰に効率よく分散。ザック自体の安定性が高く、重い荷物も快適に運搬可能です。
・厚めのパッド付きヒップベルトとショルダーハーネス
重量物に対応できる設計。昔ながらの構造ですが、当時としては非常に高性能でした。
・上部ロールトップまたは雨蓋式のメインコンパートメント
荷物がたくさん入る大容量(60L~80Lクラス)で、長期登山を前提とした作り。
・素材: ナイロンキャンバスまたはコーデュラナイロンなど、耐摩耗性に優れる素材。クラシックなデザインとロゴ:昔のHaglöfsロゴ(筆記体風や角ばった書体)で、今のモダンなデザインとは異なる味わいがあります。
■1986年頃
ShoSho(シュシュ)バックパックは、1986年に登場したクラシックモデルで、長年にわたり愛され続けているアイテムです。その名は、ヒマラヤのシェルパが山々に敬意を表す祈りの言葉「ショショ」に由来しています。
■1990年頃
強烈な存在感を放つパープル×ネイビー×イエローの大胆な3色切り替えが目を引く、90年代らしいデザイン。防水透湿性に優れたGORE-TEXファブリクスを採用し、極地遠征やアルパインクライミング、スキーなど、過酷な環境下でも信頼性を発揮する本格派スペック。ロゴは通称ハットロゴを採用。
■2000年頃
ホグロフスの「CASTORバックパック」は、発売から時間が経っても未だに多くのファンに支持されています。特にその独自の椅子機能や、耐久性の高い素材、実用的なデザインが愛されており、アウトドア愛好者やコレクターの間で根強い人気を誇っています。希少価値も高く、ファンにとっては手に入れたいアイテムの一つです。
■2000年頃
2000年代初頭に登場した Haglöfs(ホグロフス)の「Spitz Jacket(スピッツ ジャケット)」です。アルパインアクティビティ向けに設計されたフラッグシップモデルの一つであり、当時のブランドを象徴する製品でもあります。
Haglöfsが誇るハードシェルの最高峰「Spitz Jacket」は、極地遠征やテクニカルクライミングに対応するために開発された、プロフェッショナル仕様のジャケット。当時のGORE-TEX Pro Shell素材を使用し、耐久性・防水透湿性・軽量性の全てを高い次元で両立。また、立体裁断とフィールド仕様で実践的なディテールが満載。
そして、視認性の高いレッドカラーは、当時のホグロフスらしさを象徴するカラーリング。ブランドロゴとジッパーが映えるシンプルかつ機能的な美学を体現。このSpitz Jacketは、ホグロフスの「本気の山ウェア」の象徴として今なお語り継がれる名品。その後のハードシェル設計にも多大な影響を与えました。
■2010年頃
Haglöfs ROC Rescue Backpack|プロフェッショナルの現場で鍛えられた信頼のギア。このバックは単なるアウトドア用品ではありません。谷川岳レスキュー隊・元隊長にて、実際の救助活動の最前線で長年使用していた、プロ仕様のバックパックです。このバックパックは、信頼と機能性を極限まで突き詰めたHaglöfsの技術力の象徴であり、アウトドアの過酷な環境に挑むすべての人へ捧げられたプロダクトです。
受け継がれるDNA、進化し続けるテクニカルギア
過去のアーカイブ商品を紐解くことで、ホグロフスが長年にわたりアウトドアフィールドで培ってきた機能性やデザインへのこだわりが浮かび上がってきます。その伝統は、今日のホグロフス製品にも脈々と受け継がれ、さらに進化を遂げています。ここからは、最新のテクノロジーを搭載したバックパックやウェアをご紹介します。時代を超えて進化し続けるホグロフスの“今”をご覧ください。