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雨蓋で出番を待つ ー 決定版・ウインドシェル

雨蓋で出番を待つ ー 決定版・ウインドシェル

L.I.M Shield Hood Men リム シールドフード(メンズ)¥24,200

ちょっと肌寒い季節や風が強い稜線、冷房が効いた移動中の車内で、さっと羽織って体を守るウインドシェル。
拳サイズに小さくなり、重量はわずか約100g。これほど頼りになる小さいものは他にないだろう。バックパックのポケットや雨蓋、通勤カバンにひとつに忍ばせておけば、急な天候や気温の変化にも対応できる。
最新のハイテク素材とホグロフスの北欧デザインが融合した「リム シールドフード」は、2025年におけるウインドシェルの終着点と言えるだろう。

生地には、超軽量で破れにくいリサイクルシェル素材「Pertex Quantum®」を採用。風を通さないが、通気性が備わってムレにくい不思議な生地である。PFCフリーの撥水加工が施されているので、小雨ならレインウエアなしで行動できる。

胸の位置にスナップボタンが備わる。ファスナーをオープンにして空気を取り入れてオーバーヒートを防ぎたいけれど、雨や風が気になる・・・なんてときにこのボタンを止めておけば、ウエアが風でバタつくことなく衣服内温度を調整できる。

フードが風でバタついて邪魔なときは、内側へ丸めて、スナップボタンで収納可能。丸められたフードが襟となって、首元を守ってくれる。

ポケットは、胸にひとつと右腕にひとつ、合計2つ。いずれも内側がメッシュ地になっていて、オープンにすれば外気を取り入れるベンチレーションになる。

立体裁断と伸縮素材で頭部にフィットするフード。小さなツバを設けて、雨を遮りつつ視界を確保するデザインだ。

胸のポケットに本体を収納できるパッカブル仕様。片面がメッシュ地なので、濡れたまま収納しても、バックパックにぶら下げておけば乾きやすい。

身長178㎝の著者は、Lサイズを着用。内側はアンダーウエア1枚だけなので、ゆとりがあるシルエットだ。フリースやアクティブインサレーションを下にレイヤリングすることを考えると、このように大きめのサイズをチョイスするのも手である。

下に着たウエアの色が透けるほどの極薄生地。この写真のカラー名はフランス語で「染まっていない」という意味の「non dye」。重ね着するウエアのカラーがシールドフードの色を染めるという楽しみもある。

いまやウインドシェルの定番生地となった「Pertex Quantum®」。防風性、撥水性、通気性、耐久性、コンパクト性をバランスよく突き詰めた極薄生地だ。この上質な素材を立体的なカッティングで動きやすく、ミニマムなシンプルデザイン、使いやすいギミックを搭載して、ホグロフスらしく仕上げている。文句のつけどころがない。
残雪の春山からアルプスの夏山、紅葉登山、雪山BCのハイクアップまで、一年中バックパックの雨蓋に入れておきたい1枚である。使わなくても持っていったことを後悔しない。だって、100gだもの。

Text/Shinya Moriyama
Photo/Chitose Omori

 

 

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