Haglöfs 原宿 北岳山行記

Haglöfs 原宿 北岳山行記

登山を始めて15年程経つ中で、ずっと行きたいと思っていた山、北岳。
ただ、大好きな八ヶ岳や北アルプスばかりに行ってしまい、なぜかなかなか足が遠のいていた中、今回ようやくタイミングをつくり行くことができました!

 

北岳は富士山に次ぐ日本第二の標高であることは言わずもがなですが、火山でない山としては日本で最も高いそうです。日本百名山に選定されており、同じく日本百名山の間ノ岳・農鳥岳とともに白峰三山を構成する山です。「南アルプスの盟主」とも呼ばれているそうです。
 今回は北岳を含む白峰三山の縦走経験のある友人と一緒に。
テント泊は1年ぶりだったので、経験者の友人がテント装備での行動時間を極力減らしたプランを計画してくれ、その計画で行くことにしました。

今回のルート↓↓
【1日目】
9:05甲府駅発
(広河原BS行きバス)
11:00広河原BS着
11:15登山スタート
11:40白根御池小屋分岐
13:35白根御池小屋着
テント泊

【2日目】
4:00白根御池小屋出発
5:50肩の小屋
6:35北岳山頂
7:00北岳山頂出発
7:45八本歯のコル
9:15白根御池小屋着
10:00白根御池小屋出発
11:40広河原BS着
12:00広河原BS発
(甲府駅行きバス)
14:00甲府駅着

登山届はオンラインで提出し、いざ出発です!

甲府駅から登山口のある広河原までは約2時間。その内の半分くらいは山道に揺られるとのことで、自分の運転では大丈夫なのですが、他人の運転では車酔いしがちなので、念のため酔い止めを飲んでおきました。バスに揺られているといつの間にか寝落ちしており、気が付くと登山口に到着。車酔いの心配は全くなく、登山をスタートすることができました!

登山口はつり橋からスタートです!なんだかワクワクしますね。

つり橋を渡ってから白根御池小屋まではダラダラとした登りがひたすら続きます。
予報では昼過ぎごろに雨でしたが、思ったよりも早く降り始め、登山開始30分後には土砂降りに。ここから山小屋までの約2時間はレインウェアを着用し歩き続けます。なかなかしんどい時間です。。

時折、バケツをひっくり返したような雨に心が折れそうになりながらも、1歩1歩地道に歩み続け、2時間半ほどで宿泊場所の白根御池小屋に到着です!
山小屋到着後1時間ほどで雨が上がり日が差し込んできました!ここからお楽しみのお食事とのんびりタイムのスタートです!

山小屋脇にはその名の通り小さな池があり雰囲気抜群です。テント場は池の周りと林間があり、今回は雨での増水を心配して林間サイトにテントを張りました。

ちょうど天の川のタイミングで期待をしていましたが、満月が明るすぎて星はあまり見えずでした。ただ、遮るものがない月明りは本当に明るく、ヘッドライトいらず。昔の人が月明りで本を読んでいたというのも納得の明るさで、月明りが眩しいと思ったのは初めての経験でした!

翌日の天気を確認すると昼過ぎから雨の予報とのことで、予定よりも早めに出発です!まだ夜の明けない4時に山小屋を出て、そこから北岳山頂までは急な斜面をひたすら登ります。途中で夜が明け始めると、今まで見えていなかった山々や綺麗な景色が顔を出し始めて、テンションがあがり、疲れも吹き飛びます!

登り始めて1時間ほどでの日の出は、疲れ始めた体にパワーを与えてくれて、どんどんと歩みを進めていけました!改めて太陽の力は偉大だなと感じます!

小屋を出発して2時間弱で、北岳山頂直下の肩の小屋に到着です。この辺りは日本でも有数の高山植物の宝庫で、様々な高山植物を見ることができました。中でも北岳でしか咲かないキタダケソウという花を探しましたが、残念ながら見つけられず。後で道行く人に聞いたところ、キタダケソウは今とても少なく、肩の小屋のテント場付近に4,5輪しか咲いていないとのことでした。

肩の小屋から山頂までは1時間弱。標高が高いせいか少し息が上がりますが、山頂目指して歩みを進めます。
予定よりも早めに山頂に到着!とても天気が良く最高の景色が見れました!
北岳はどこの山からも見える山と言われているので、逆に北岳からも様々な山を見ることができました。南アルプスは勿論、中央アルプス、八ヶ岳、北アルプス、富士山などなど。最高の景色を堪能です!
正直毎回登山の時に、なぜ自分はこんな重い荷物を背負って急な坂道を歩いているのか?と考えてしまうことがあるのですが、、、すべてはこの景色を見るためだと改めて実感!すべての苦労が報われた瞬間でした!!

山頂で少しのんびりしてから下山開始です。とりあえずはテントを張ってある山小屋を目指します。下山は比較的軽快に進めましたが、途中転倒している方を助ける場面などもあり、日本2位の山を舐めてはいけないなと気が引き締まります。日が昇ると気温が上昇し、標高が高くてもかなりの暑さになります。山道に湧いていた南アルプスの天然水で体を冷やしながら下山します。むしろ天然水は冷たすぎました!

テント場に着くと雨雲を気にしつつすぐにテントを撤収し、登山口のバス乗り場までの下山を開始します。流石にここまでくると疲労のせいで両足がワナワナと笑いはじめます。少しシャリバテ気味にもなってしまいました。荷物を軽くしたいからと大事なものは削ってはダメですね。改めて食料・行動食の大切さを実感です。
また、下山時には私の登山時の楽しみでもあるキノコの写真をいくつか撮ることができました!あまり量は取れませんでしたが比較珍しいものが撮れたので大満足です!

そんなこんなで雨に降られることなく無事に下山ができました!
帰りのバスでは救助隊の緊急車両3台とすれ違い、登山は常に危険と隣り合わせであると実感。自分を過信せずゆとりを持った行動計画と、今回の自分も荷物を削ってしまい反省していますが、事前の準備、もしものときのための備えが大切だと思いました。
とにもかくにもずっと行きたかった北岳を踏破することができ大満足の山行となりました!!

さて、お次はどこへ行こうかな・・・

Haglöfs 原宿 
店長:松尾

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