初秋の北アルプス・双六岳 テント泊レポート(後編)

初秋の北アルプス・双六岳 テント泊レポート(後編)

 2日目は朝4時にテント場をスタート。双六岳山頂でのご来光を狙います。天気予報は晴れ。双六岳から三俣蓮華岳を経て三俣山荘まで歩き、帰りは巻道を使って戻るコースです。

夜半に雨はあがり、満天の星空のなかハイクアップしていきます。山の稜線を浮かび上がらせるように明るくなる空。これこそテント泊登山の醍醐味でしょう。

北アルプスの名峰・槍ヶ岳。その奥には穂高連峰の山々が連なります。

 

ハイクアップ時に着用していたのは、「Chill Light  Zip Hood」。気温は10℃ほどと肌寒いものの、登りで汗をかくこともあります。そんなときは汗冷えしにくいフリースがベター。防寒だけでなく体温調整もしやすいのがポイントです。日中も冷え込みが残るのであれば着用したままハイクもOKです。

 

Chill Light  Zip Hood

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サムホールがついているので手の甲の保温にも役立ちます。これからのシーズンは薄手のグローブと組み合わせるのがオススメ。思った以上に山の気温は低く感じます。

山頂で朝日を見たあと、三俣蓮華岳の方へ歩いていきます。まさに縦走登山といった景色。稜線のトレイルにいるのは我々のみ。

稜線とはいえ、多少のアップダウンはあります。標高差だけでなく、距離もあるアルプスの山行では、足捌きのよいパンツがベター。「Iconiq Pants」は2WAYストレッチ素材を採用したトレッキングパンツ。比較的薄手ですが、秋口までしっかり活躍してくれます。

 

Iconiq Pants

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双六岳をバックに。槍ヶ岳や穂高連峰方面は岩がちな荒涼とした景色ですが、裏銀座はよりたおやかな優しいイメージ。

せっかくの景色を堪能したいところですが、10時過ぎにはテント場に戻り撤収し、下山しなければなりません。1泊2日はちょっと短いですね。やはり縦走登山で裏銀座は歩いてみたいものです。

下山ルートはまた夏のような気候。トップスはTシャツ「Explorer Tee」のみでちょうどいいくらい。コットンにポリエステルを混紡しているので着心地も快適性も良好。インナーとしても使えるので一着は持っていたいアイテムです。

 Explorer Tee

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今回は、前後編で秋の北アルプス・双六岳登山の様子をお届けしました。いかがでしたでしょうか。そろそろ防寒対策を確実にしておかないと心配な季節になってきました。雨対策のレインウェア、防寒のフリースなど、オールシーズン使えるアイテムではありますが、この時期にはやはり効果を実感できますね。秋は冬までの短い時期ではありますが、装備を万全にして楽しんでいただければと思います。

 

 

 

〈着用アイテム〉

 ①Gore-Tex®︎ PAC Jacket

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「GORE-TEX Paclite」を採用したレインウェア。しなやかな質感と軽量性が特徴で、3シーズンの山行に対応。

袖口にはサムホールを配置し、行動時の袖のずり上がりを防止します。また脇下にはベンチレーションを設け、ウェア内の快適性をキープ。ジッパーを使わないことで軽量に仕上げています。

 

②Chill Light  Zip Hood

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行動時にも着用できる薄手のフリース。朝晩の冷え込み。行動時の防寒対策に活躍します。生地は裏起毛タイプで肌触りがよく、就寝時のウェアとしても最適です。

 

フーディータイプなので首周りと頭の防寒性も良好。雨天時はレインウェアのフードと組み合わせることで確実に体を保温します。こちらもサムホールを完備。レイヤリング時にも袖口が動きません。

 

③Iconiq Pants

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定番のトレッキングパンツ。細身ながら生地にストレッチ性を持たせ、さらに膝と腰回りに立体裁断を採用することで動きやすさをプラス。

膝とヒップには、岩や枝などとの摩耗から守る耐久生地を配置。カラーパターンも変えてあり、コーディネートのアクセントとしても◎。

 

④Explorer Tee

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コットンとポリエステルをミックスしたアウトドア向けTシャツ。山行時はもちろん、移動中や下山後のリラックスウェアにも最適です。テント泊や小屋泊の場合は、着替えや予備として複数あると便利。

 

 

初秋の北アルプス・双六岳 テント泊レポート(前編)

Photo&Text / Kosuke Kobayashi

 

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